日本語教育研究者で山形大学地域教育文化学部准教授の園田博文氏によると、
「『ご苦労様です』『お疲れ様です』というのは、本来、人をねぎらう言葉。目上の人が使うのが伝統的で、目下の人が目上の人に使うのは失礼にあたります」
とのことです。 (引用:zakzak by夕刊フジのHPより)
しかしながら、
目下の人には「ご苦労様」
目上の人には「お疲れ様」
と、学んだ人も多いのではないでしょうか。
私個人の考えですが、タモリさんは、子役は子どもらしくしていればよい、と思ったのではないでしょうか。あえて大人びた言い方を大人に対してするのではなく、子どもは子どもらしく、「こんにちは」、「さようなら」、「ありがとうございました」と、挨拶するべきだと、指摘したかったのではないでしょうか。
皆様はどう考えますか?
さて、Online作文教室 言葉の森の教材より、「食べられる」か、という中学2年生の長文課題があります。(言葉の森教材ビワより)
皆さんは、
「食べられる」、「食べる」
「見られる」、「見れる」
について、どちらで表現されますか?
いわゆる「ら抜き言葉」についてです。この長文では、筆者は「ら抜き言葉」の是非を論じてはいません。幅広い議論が必要だと結んでいます。
新しいものが出てくることは当然であり、古くてよいものを大切にする必要もあること、について考えてみましょう。
「お疲れ様」についても、使い方は、時代によって変わっていくのではないでしょうか。
難しい日本語ですが、それゆえ、美しい日本語なのではないでしょうか。(^^)/
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